パニック相場で「DMG森精機」が目に留まった理由
まずはファンダメンタルズ分析です。先に買ったNSDが5%の損切りラインにきてしまい-15,270円損失となりました。懲りずに検索していると奈良に本店があるDMG森精機を発見しました。奈良では有名な世界を股にかける企業です。ここは工作機械を自動で動かし製造させるロボット産業の要となる企業です。
どういった業界に卸しているかというとインフラ設備、航空機器、船舶、宇宙に防衛と様々な分野で活躍しているので面白いなと思い、四季報やIRを見てみました。昨今ではトランプ関税のせいで売上が減少し、株価が低迷していた所にイラン紛争の連れ安で下がったようですね。
2026年度は受注が回復してきたようで売上が伸びつつあるようです。高市政権のお膝元の奈良県でもありますし、インフラ整備、防衛、宇宙と様々な産業に関わることができる、この企業に今のうちに仕込めば今の株価より伸びるのではと思いました。
根拠1:配当利回り3.9%という「強烈な割安感」
現在の株価の乱高下が激しいので投資家の不安心理から投げ売りが多いと思っています。高配当な優良銘柄が割安で売られるようになれば、そこはしっかり拾っていきます。マイルールにしている配当利回り2.5%~4.0%の間で買えれば長期で持つも良し、スイングして利確するも良しとなります。
DMG森精機は2026年の受注が回復してきているので売上が伸び利益が出れば来期で増配もあるかもしれません。
また、良いところだけ見ても仕方ないので減配した時のことも見てみましょう。DMG森精機は2020年のコロナ化で受注減となり減配をしたことがあります。その1年後には増配をして株価を支えていたようです。こういった事を考えると、やはり2026年の受注の回復で増配もあるかもしれないと思いました。
根拠2:四季報で見えた「工作機械の王様」の底力
コロナ後から順調に売上高、利益を伸ばしていたようですが、トランプ大統領の関税騒動により生産に遅れが出たようで今期の売上は伸び悩んでしまいました。その後のトランプ関税の違憲問題や受注生産の復調で成長が伸びそうです。2026年度の受注残の予想は5,400億円(2025年比+3.2%)でした。
これにより利益が上昇し増配してくれれば株価の追い風になりそうです。次は自己資本比率ですが39.5%で年々少しづつですが上がっているようです。極端な借金もないようで倒産しにくいですね。これとは別ですがリスクもあります。世界シェアの割合が多いため、イラン情勢のようなことが起こると製作コストが上がったり半導体に必要な材料が調達しにくくなってしまいます。
しかし、こういった事でもないと安く買うことはできないので、今のうちに仕込んでおいて株が育つのを今か今かと待つのも楽しみのひとつですね。
根拠3:テクニカル指標が示した「大底のサイン」
まだ大底があるかもしれないので100株程度の打診買いですが、週足チャートでみれば下値切上げの三角持ち合いでボリンジャーバンドが-3σまで落ち、そこから自立反発して、RSIが20付近に到達、MACDがゴールデンクロス形成してています。しかし日足で見ると分かりやすい騙し上げです。
なぜかというとMACDのヒストグラム(青のグラフ)が-100なのにロウソク足で陽線が出ているがパラボリックはロウソク足にも触れていません。パラボリックはロウソク足と重なるとトレンド転換となるのでこの状況は合点がいきません。こういう場合は様子見するに限ります。現に次の日に寄り付きでエントリーの2645円以下まで下がりました。後場にかけて上がっていったので、この価格帯で買いたい人が多かったようです。エントリーは悪くなかったかもしれませんね。



6月の配当付きに向けて仕込んでおけば良い買場なのではと思っています。週足のパラボリックがロウソク足と重なっているので3月9日(月)からは下落するかもしれません。2,500円付近まで下落するようなら買い増ししますし。上がれば3,000円代で追い入金するかもしれません。現物なのでいくらでもくるなら来いって感じですね(笑)
まとめ|ルールがあれば「恐怖」は「チャンス」に変わる
2026年3月7日現在先物が2,650円付近ですが、まず肝心なのは現物で取引をするということです。信用で買うと6ヶ月後に売らないといけなくなるので自分のメンタルが持ちません。これが暴落の恐怖に打ち勝つ方法です。
イスラエルの国内の状況を見ると10月が総選挙ですがネタニヤフ政権の過半数割れで6月総選挙の見込みが高いです。一方アメリカでも11月に中間選挙が控えているため長くても10、11月頃まではこの紛争が続くかもしれません。あまり長期化をすると中東も原油が売れず困りますし、世界中物価高になってしまいます。こういった時こそ仕込み時なのでしっかりニュースをチェックし、気になる銘柄をしっかり監視していきましょう。
日経平均自体のテクニカル分析も必要です。RSIを見れば割安感、MACDを見ることができれば騙し上げを見破れます。とくにMACDのヒストグラムは注意してみてください。
大事なのは、暴落の恐怖に負けず、日頃から決めていたルールを淡々と実行すること。これからもこの「DMG森精機」の行方を追っていきます。

