なぜ日経平均は歴史的な下落を見せているのか?
3年ほど前に話しを戻すと2023年頃からガザ地区の紛争から急激に中東情勢が悪化していました。
そのたびに原油関連株が上下していました。2024年にもイスラエルが、ガザ、レバノンに空爆を仕掛けイランの支援を受けたイスラム系の武装組織ハマスの一掃を目指していました。
2025年にはイスラエルとイランがミサイルの撃ち合いをしたのは記憶に新しいです。そのこともあり両国共、緊張がエスカレートしていき、2026年には米国・イスラエルがイランで開発している核濃縮ウランの廃棄の合意書にサインするように迫りました。それは何故かと言うとイランの核開発が完成してしまうとミサイルに核を搭載して撃ち込めるようになるため、それを脅威に感じたイスラエル・米国が廃棄するように迫っていたのです。
ですが、イランはうなずくことはありませんでした。度重なる話合いの末、我慢の限界に達したトランプ大統領は、イスラエルにミサイルを撃たせてイランの最高指導者ハメネイ氏を殺害しました。怒ったイスラム革命防衛隊は手当たり次第に各国にある、米国の軍事拠点にミサイルを撃ち込み、ホルムズ海峡を渡る船は攻撃すると声明を出しました。
ここで日本視点になりますが、日本は約9割の原油をこの中東から輸入しているので船舶を止められると原油高になってしまいます。原油高になると何が起こるかですが、石油製品や肥料の値上がりによって物流コスト、光熱費、農作物にかかる様々なコストが上昇してしまいます。
いつまでこの様な状況が続くのかという投資家の不安から株、債権、為替も直近で買った人が狼狽売りをして下落し、徐々に投資のAIアルゴリズムが動き出し大幅な下落となってしまいます。
トランプ大統領の「冷徹な計算」を読み解く
私は紛争が起きなかった場合(Aプラン)(Bプラン)と起きた場合(Cプラン)の3パターンほど考えていました。
ここで重要なのがトランプ大統領の米国内の状況と紛争をすることによるメリット、デメリットです。
- Aプラン:トランプ大統領が一発脅しでミサイルを撃ち合意書にサインさせる。
- Bプラン:いつも通りびびって何もしないTACO(Trump Always Chickens Out)タコると言われています。
※TACOはネットスラングで、造語のひとつです。 - Cプラン:地上兵器を一掃して突入後ハメネイ氏を拘束するでした。
紛争をするメリット
米国内では関税政策、移民政策、貿易赤字、ベネズエラへの強硬的な政権交代、グリーンランド領有こういったことで国内の支持率が低下していました。このまま11月の中間選挙を迎えると共和党の議席数が減り、自分のやりたい政策ができなくなってしまいます。
それまでに成果ほしいため、国内へ工場を呼び込んだり、ベネズエラ攻撃の正当性の主張、トランプ大統領はキリスト教のため同じ宗派のイスラエルに良い顔ができる、イスラエルに、このことにより中国と中の良かったベネズエラを締め出すことに成功しました。
今度はイラン、イスラエルの件になりますが、メリットはイランから中国への安価な原油を売れなくする締め出し、イラン紛争の終結、株安ドル安にすることで国内のインフレ抑制と輸出の黒字化狙いができます。
トランプ大統領は実業家のため自身は株を買えなくても、親族に売買させることはできます。
紛争をするデメリット
国内外からの非難や、原油の値上がりにより自国のガソリンも値上がりしインフレが再燃する恐れがあります。
米国内の金利も利下げを望んでいましたが、インフレを抑えるために逆に利上げとなってしまいます。
ホルムズ海峡も長期間封鎖されるようなことがあれば自国だけでなく近隣諸国がインフレ地獄と化してしまいます。
投資家あつたろうの決断「ここは絶好の仕込みどころ」
そして現在株価が世界的に大幅下落をしているため投資家としてはここは仕込みどころと見ています。投資は商売みたいなものなので安く買って高く売るのが良いと思っています。こちらでこの銘柄を買いなさいとは言えませんが有事の前にこそ現金比率を高めて安い所を買うと良いのではないでしょうか。
【実践報告】この大暴落の中、私が買った銘柄
偉そうなことを言いましたが、私も今日のアクションを起こしました。
私のルール(配当利回り2.5〜4.0%)に合致した、DMG森精機を現物で100株、打診買いしました。




購入時の配当利回りは3.9%。まさに狙っていた水準です。
夜の先物市場を見ると80円ほど反発しているようですが、一喜一憂はしません。ここからさらに掘る(下がる)可能性も考えて、あえて100株に留めています。
自分のルールを信じて、淡々と「商売」を続ける。
皆さんは今日、どんな地合いを感じましたか?
