こんばんはあつたろうです。
21:30から始まったアメリカの雇用統計ですが、まぁ結構強いことインフレの再燃懸念があるので更なる利上げの可能性もあって円安に向かうのかと思いきや、152円になると為替介入や中東問題で上値が重く、あまり上振れなかったですね。
あまり円安になると日本の物価も上がるし良いことなしです。
さて下の表に雇用統計の結果をまとめさせていただきました。

2024/4/5本日の雇用統計
発表日 | 時刻 | 重要度 | 国 | 指標 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
4/5 | 21:30 | ●●● | 米国 | 失業率 | 3.9% | 3.8% |
21:30 | ●●● | 米国 | 非農業部門雇用者数(NFP) | 20.1万人 | 30.3万人 | |
21:30 | ●● | 米国 | 平均時給(前年比) | 4.1% | 4.1% | |
21:30 | ●● | 米国 | 平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% |
雇用統計とは?
米国の経済動向を示す重要な指標で、非農業部門雇用者数や失業率などのデータが毎月発表されます。
具体的には、アメリカの失業者数や就業している人数などの雇用情勢が、アメリカ合衆国労働省労働統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics、略してBLS)から公表され、この指標は外国為替市場や株式市場、金利などのマーケットにも大きな影響を与えるため、世界各国の市場関係者から注目されています
⇩主なポイント⇩
「雇用統計」とは?
アメリカの失業者数や就業者数などの雇用情勢を示す指標でアメリカの景気を表す最新の数値として、外国為替・株式・金利などのマーケットに影響を与えます。アメリカの雇用情勢、労働市場のデータを把握することは経済全体を捉える上で非常に重要で「雇用統計」の発表日は基本的には毎月第1金曜日に発表されます。
発表時間は夏時間と冬時間で異なり、日本時間では夏時間が21:30、冬時間が22:30です。主な項目は「失業率」「非農業部門雇用者数」「週労働時間」「平均時給」など、雇用に関する計10項目以上のデータが発表されます。
特に注目されるのは「平均時給」「非農業部門雇用者数」「失業率」の3つとなります。
まとめ
全体的には非農業部門雇用者数(NFP)が予想20.1万人で結果は30.3万人、失業率も0.1%改善ということでアメリカの経済は強かったのではないでしょうか。その結果FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長の言うように「早期の利下げは急ぐ必要ない」という見方が強まったのではないでしょうか?
そうすると更なる利上げかもう1年ほどこのままかもしれません。米国の株価の冷え込みとそれに釣られて日本株が下落する可能性もあるので今後の動向には注意するようにしましょう。
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