2024/04/22株式市場の市況と今後の見通し

本日の市場に参加された方はお疲れ様でした。
売られすぎた日本株が反発で上がりましたね。米国の先物も上昇しているのでそろそろ底打ちが見えてきたかなという感じです。先週の金曜日にイスラエルとイランが攻撃に対して抑止的になっているので戦争を回避するように双方外交努力をしているようです。

 また、自分の監視銘柄で見た限りの話なのですが、金曜日の大引けのチャートを見ると下髭の長い陰線や陽線で終わってたのがチラホラあったので仕込み時かなと思っていました。また米国の先物も上昇していたので。一旦買いの反発があってもいいかなという感じですね。

4/25には米国の実質GDPの発表や4/26には日銀政策決定会合もあります。植田総裁の発言次第で円安に向かていくでしょう。155円代にもなると為替介入のリスクもあるため目が離せない状況となっています。

また米国の実質GDPの数字次第(前回:3.4% 予想:2.5%)では利下げへの期待が高まるかもしれません。そうなると株価への影響にもプラスとなるのでしっかりと注視したいです。

さて本日の市況の振り返りをしてみましょう。

本日の市況(15時迄の情報です)

日本の市場状況   
日経225
37,438.61円 +370.26
日経225先物
37,430円 +330
TOPIX
2,662.46円 +36.14
TOPIX Core30
1,378.52円 +14.73
グロース250指数
651.25円 +12.51
日経平均VI指数
21.68 -2.75
USD/JPY
154.676 +0.255
 日本10年債(年利回り)
0.890% +0.039
    
米国の市場状況   
NYダウ30種
37,986.40 +211.02
S&P500指数
4,976.72 -34.4
NASDAQ
15,297.10 -304.4
Russell 2000 Index
1953.10 +11.25
VIX指数
18.10 +0.10
 225先物CME
37,455.00 +240
 米国10年債(年利回り)
4.598% +0.048
 

ヒートマップで見る全体の相場観

楽天証券「MarketSpeed2」ヒートマップより
https://www.rakuten-sec.co.jp/

各国の経済指数カレンダー(一週間分)

発表日時刻重要度指標
4/2323:00●●米国新築住宅販売件数
23:00●●米国リッチモンド連銀製造業指数
4/2420:00米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30●●米国耐久財受注(前月比)
21:30●●米国耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)
23:30●●米国原油在庫(前週比)
23:30●●米国ガソリン在庫(前週比)
23:30●●米国留出油在庫(前週比)
4/2508:50日本対内証券投資 – 株式ネット
08:50日本対外証券投資 – 株式ネット
08:50日本対内証券投資 – 中長期ネット
08:50日本対外証券投資 – 中長期ネット
14:00日本景気先行指数(改定)
14:00●●日本景気一致指数(改定)
21:30●●米国個人消費(前期比年率)
21:30●●米国卸売在庫(前月比)
21:30●●●米国実質GDP(前期比年率)
21:30●●米国GDPデフレータ(前期比年率)
21:30●●米国PCEコアデフレータ(前期比年率)
21:30●●米国新規失業保険申請件数
23:00●●米国中古住宅販売成約指数(前月比)
4/26●●日本日銀政策金利(上限)
●●日本日銀政策金利(下限)
08:30日本東京消費者物価指数(生鮮食料品除くコア)
21:30●● 米国個人所得(前月比)
21:30●●米国個人支出(前月比)
21:30●●米国PCEコアデフレータ(前年比)
21:30米国PCEコアデフレータ(前月比)
21:30●●米国PCEデフレータ(前年比)
23:00●●米国ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
4/3008:30●●日本完全失業率
08:30日本有効求人倍率
08:50●●日本鉱工業生産(前年比)
08:50日本鉱工業生産(前月比)
08:50日本百貨店・スーパー販売額(前年比)
08:50日本小売業販売額(前年比)
14:00日本住宅着工件数
21:30●●米国雇用コスト指数(前期比)
22:00●●米国S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比)
22:45●●米国シカゴ購買部協会景気指数(PMI)
23:00●●米国コンファレンスボード消費者信頼感指数

経済指標用語

経済カレンダーの指標と何故見る必要があるのかの説明を別記事にて書かせていただきました。
よければ活用してください。

まとめ

あつたろう
あつたろう

それではまとめてみましょう
・イスラエルとイランの戦争回避の思惑

・4/25 米国の実質GDPの発表

・4/26 日銀金融政策決定会合の植田総裁の発言

やはりイスラエル、イラン共に戦争だけは避けたいという想いはあるようです。そのおかげで安全資産である金や原油が反落したようです。ということは再びリスクオンとして株式にお金が戻ってくるかもしれません。

上でも書きましたが、実質GDPは前回が3.4% 予想2.5%でした。もし前回より予想が低ければ利下げへの期待から株価へのプラスになるかもしれません。

最後に日銀政策決定会合ですが、植田総裁の発言で利上げされなければ、円安は更に進むでしょうしかし155円になると為替介入の恐れもあるので海外の投資家の方々も注視しているでしょう。

ということで今週も重要指数の目白押しなので長期保有者は傍観するしかないですが、エントリーする方は慎重に投資するようにしてください。

それでは皆さん明日の相場も頑張っていきましょう

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