こんにちは当ブログの運営者のあつたろうです。今日は私のポートフォリオの参考にしている方で長期投資家の一人、世界長者番付4位で約770万ドル(日本円で8兆6000億)の資産を保有している投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットについて深掘りしていこうと思います。
出生地や年齢は?
出生地:ネブラスカ州オマハ
父 :ハワード・バフェット
母 :レイラ・バフェット
趣 味:コントラクトブリッジ(Wikiリンク)
コントラクトブリッジって何?⇩の動画で解説
好きな物:ハンバーガー、ホットドッグ、アイスクリーム、コカコーラ、お菓子、ファーストフードやジャンクフードetc…
嫌いな物:贅沢をすること、負債が嫌い
(バフェットさんは「寿命が1年短くなっても良い」とも言うくらい朝からマックを食べたりもするらしいです。(笑))
影響を受けた人物:ベンジャミン・グレアム(Wikiリンク)
影響を与えた人物:ビル・ゲイツ(Wikiリンク)

引用元:Wikipedia「ウォーレン・バフェット」
幼少期はどう育った?
6歳の頃は祖父からコーラを6本セットを25セントで購入して1本5セントで販売して20%の利益を得ていたり、新聞の配達のアルバイトやゴルフ場のボール拾いに、競馬の予想新聞を売っていたようです。
また株式にも興味があったようで父親が持っていた投資の本を読むようになり11歳には自分で株を買っていたそうです。17歳になるとピンボールマシンを友人と一緒に購入して近所の床屋に置いてもらっており、その利益で更にピンボールマシンを購入して1年後には1200ドルでそのビジネスを販売したそうです。

すごすぎる!
自分が6歳の頃なんか友達と公園で遊びまわってた記憶しかありません(笑)
投資をはじめたきっかけは?
ウォーレンバフェットの父親は証券会社を営んでいたため、父親の書斎に金融についての書籍などがあるため幼少期から金融に興味があったと思われます。また若いころは色々なバイトを経験してお金に対する価値観を形成するのに大きな要因となったようです。そして大学に進学をすると経済学を学び、その過程から株式投資に興味を持ちました。幼少期からの金融に関する知識も深めていたため、優れた企業を見抜く力も高かったようです。
なぜバークシャー・ハサウェイを買収したのか?
なぜバフェットがバークシャー・ハサウェイ(Wikiリンク)を買収したかについてを語る前に、まずバークシャーの成り立ちから説明していこうと思います。
創立は1888年に遡ります当時の創立者ホレイショ・ハサウェイによってハサウェイ製造会社という綿紡績事業を起ち上げました。10年ほどは経営が順調だったようですが、第二次世界大戦後には経営者が変わりシーバリー・スタントンになりました。1950年代になると綿織物会社のバークシャー・ファイン・スピニング・アソシエイティーズと合併してバークシャー・ハサウェイとなりました。
時が変わって1960年代の前半になります。バークシャーは日本の安い製品に圧されてが米国での売り上げが落ちていました。そこに目を付けたバフェットが企業の本当の価値よりも安く取引されていると察知して投資することに決めました。しかし旧経営陣との間で問題が起こってしまい、買収することに方向転換をして旧経営陣をクビにしました。
当初はバークシャー・ハサウェイの主な事業である綿織物紡績業を維持していましたが、1967年には投資業として事業を確立していいきました。

この他にも1970年代にはバークシャー・ハサウェイで保険業を起ち上げ、その利益を投資に回し更なる資産運用で利益をあげていきました。
保有銘柄は?
機関投資家であるバークシャ・ハサウェイはSEC(米国証券取引委員会)にどんな銘柄をいくら保有しているかをForm 13Fに提出する義務があるので一覧をこちらに掲載しておきます。
※変化率は2022年第4四半期から2023年第4四半期の1年の利益率です。
銘柄 コード | 発行者名 | 変化率(%) | 銘柄 コード | 発行者名 | 変化率 |
---|---|---|---|---|---|
AAPL | APPLE INC アップル社 | 50%⇧ | ALLY | ALLY FINL INC アリーフィン株式会社 | 39%⇧ |
BAC | BANK AMER CORP バンク・アマー・コープ | 4%⇧ | PARA | PARAMOUNT GLOBAL パラマウントグローバル | -41%⇩ |
AXP | AMERICAN EXPRESS CO アメリカン・エキスプレス社 | 27%⇧ | NU | NU HLDGS LTD NU HLDGS株式会社 | 105%⇧ |
KO | COCA COLA CO コカ・コーラ社 | -7%⇩ | TMUS | T-MOBILE US INC | 15%⇧ |
CVX | CHEVRON CORP NEW シェブロンコーポレーション NEW | -36%⇩ | HPQ | HP INC HP株式会社 | 75%⇧ |
OXY | OCCIDENTAL PETE CORP オクシデンタル ピート コープ | 19%⇧ | LSXMA | LIBERTY MEDIA CORP DEL リバティメディアコーポレーションデル | NEW |
KHC | KRAFT HEINZ CO クラフト ハインツ CO | -9%⇩ | FND | FLOOR & DECOR HLDGS INC フロア&デコ HLDGS INC | 60% |
MCO | MOODYS CORP ムーディーズ株式会社 | 40%⇧ | LPX | LOUISIANA PAC CORP ルイジアナ パック コーポレーション | 20%⇧ |
DVA | DAVITA INC 株式会社ダビータ | 40%⇧ | FWONK | LIBERTY MEDIA CORP DEL リバティメディアコーポレーションデル | 6%⇧ |
C | CITIGROUP INC シティグループ株式会社 | 14%⇧ | LLYVK | LIBERTY MEDIA CORP DEL リバティメディアコーポレーションデル | NEW |
VRSN | VERISIGN INC ベリサイン社 | 0% | SIRI | SIRIUS XM HOLDINGS INC シリウスXMホールディングス株式会社 | NEW |
KR | KROGER CO クローガー社 | 3%⇧ | LLYVA | LIBERTY MEDIA CORP DEL リバティメディアコーポレーションデル | NEW |
V | VISA INC 株式会社ビザ | 25%⇧ | NVR | NVR INC NVR株式会社 | NEW |
MA | MASTERCARD INC マスターカード株式会社 | 23%⇧ | DEO | DIAGEO P L C ディアジオ PLC | NEW |
COF | CAPITAL ONE FINL CORP キャピタルワンフィン株式会社 | NEW | LEN-B | LENNAR CORP レナー社 | NEW |
AMZN | AMAZON COM INC アマゾンコム株式会社 | 70%⇧ | LILA | LIBERTY LATIN AMERICA LTD リバティラテンアメリカ株式会社 | -3%⇩ |
CHTR | CHARTER COMMUNICATIONS INC N チャーターコミュニケーションズ株式会社 | 15%⇧ | VOO | VANGUARD INDEX FDS ヴァンガードインデックスFDS | 24%⇧ |
LSXMK | LIBERTY MEDIA CORP DEL リバティメディアコーポレーションデル | NEW | SPY | SPDR S&P 500 ETF TR | 24%⇧ |
SNOW | SNOWFLAKE INC 株式会社スノーフレーク | 39%⇧ | JEF | JEFFERIES FINL GROUP INC ジェフリーズ・フィン・グループ・インク | 18%⇧ |
AON | AON PLC | -10%⇩ | LILAK | LIBERTY LATIN AMERICA LTD リバティラテンアメリカ株式会社 | -3%⇩ |
BATRK | ATLANTA BRAVES HLDGS INC アトランタ・ブレーブス・ホールディングス株式会社 | NEW |
ウォーレン・バフェットの名言10選
ウォーレンバフェットさんが残した言葉には心に刺さるものがあります。我々投資家が短期的な値動きに惑わされずこのマネーゲームで生き残るにはどうすればいいか。メンタル面でも力強い味方になってくれるでしょう。そのウォーレンバフェットの名言をここに記しておきます。
- 【大成功者になるためには、気がふれていると見紛うまでに憑かれたように点数稼ぎに徹することが必要だ。】
~ウォーレンバフェット~ - 【卓抜したビジネスについては、その株価にかかわらず一切売るつもりがない。】
~ウォーレンバフェット~ - 【買い付け前に両眼を閉じて、いま正に投資しようとしている企業の十年後の姿をじっと思い抜く】
~ウォーレンバフェット~ - 【私は株を買う理由を1ページ書き続けられないなら買わない。間違っているかもしれないが、私はいつも理由を把握している。】
~ウォーレンバフェット~ - 【どうせ苦労するなら楽しむ方が得。】
~ウォーレンバフェット~ - 【仮に株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その5年間取引が行われない事態になっても、私はいっこうにかまいません。】
~ウォーレンバフェット~ - 【幸福というものは少しずつの進歩によって手に入るものであり、1回きりの成功によってでは決してない。小さな家から始まって、1つずつ部屋を建て増してゆく過程にこそ幸せがあるのであって、宮殿に住むことからではない。】
~ウォーレンバフェット~ - 【日本企業、とりわけこれから事業を立ち上げようとする日本人への注文があります。
それは、もっと顧客に焦点を当てて欲しいということです。
喜んでいる顧客がいるような事業が失敗することはありません。
あなたを愛する顧客と、あなたに満足する顧客がいれば、その事業はとても上手くいっているといえます。そのために、自分の仕事への愛情が大切になるのではありませんか。】
~ウォーレンバフェット~ - 【成功へのカギは貧欲なまでに人生においての学ぶことを継続すること。】
~ウォーレンバフェット~ - 【「辛抱強さ」や「冷静さ」は、知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っています。】
~ウォーレンバフェット~
まとめ
ウォーレン・バフェットは子供の頃から金融に対する興味が高かった事もあり、時間が投資にとってどれだけ有利かというのがよく分かります。
そして限られた時間の中で投資をするということは失敗が出来ないうえにリスクも高まるということです。バフェットは、若い人はできるだけ早いうちに金融リテラシーを高めて挑戦し続けて欲しいと思っています。
また事業に対する考え方も顧客を満足させつつ、自分も利益を出すスタイルで保険業を選んでいる点でも先を凄いと思います。保険というのは顧客からの信頼がないと商品を買ってもらえないので、その経営の手腕たるやさすがとしか思えないですね。
私はバフェットさんのおかげで株というのは、その企業に対して徹底的に調べ上げて投資する。ということを教えてもらったのでメンタル的な救いにもなっています。なので短期的なチャートの動きに左右されなくなり決算書を読むだけのお仕事となっています。
以上でウォーレン・バフェットさんの生い立ちになります。
気になる方は書籍などを一読することをオススメします。
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