2024/04/11株式市場の市況と今後の見通し

こんにちは、あつたろうです。
昨日のCPIの発表で前回が3.2%だったのに対し予想では3.4%、結果が3.5%と予想を上回り上昇していました。コアの方は前回が3.8%だったのに対し予想では3.7%、結果が3.8%と変わらずだったのですが利下げの見通しが後退したため金利高を受けて米国国債が4.5%代まで上昇しました。

その結果米国の株式相場の見通しが悪くなったためにNYダウやS&P500、ナスダック指数の上値が重く下落してしまいました。その流れを受けて日経平均も下落していたのですが、ドル円の為替が153円を超えており円安の影響か海外投資家による投資主体別売買動向が1.18兆円と買い越しているのが下支えとなって-139.18で留まっているようです。日銀の為替介入の本気度も伺うような展開となっており予想レンジが152.7円~153.6円となっており今日の生産者物価指数(PPI)の結果で予想より高ければ更なる円売りが加速するかもしれません。引き続き警戒感を持ってトレードに臨みましょう。

さて今日の日経平均の振り返りをしようと思います。

本日の市況(15時迄の情報です)

日本の市場状況   
日経225
39,442.63円 -139.18
TOPIX
2,746.96円 +4.17
グロース250指数
692.10円 -10.27
日経平均VI指数
20.75 +0.28
日経225先物
39,410円 -140
USD/JPY
153.153 +1.371
 日本10年債(年利回り)
0.839% +0.036
 
    
米国の市場状況   
NYダウ30種
38,461.51 -422.16
S&P500指数
5,160.64 -49.27
NASDAQ
16,170.36 -136.27
VIX指数
15.80 +0.82
225先物CME
39,420.00 -135
 米国10年債(年利回り)
4.540% +0.127
  

ヒートマップで見る全体の相場観

楽天証券「MarketSpeed2」ヒートマップより
https://www.rakuten-sec.co.jp/

各国の経済指数カレンダー(一週間分)

発表日時刻重要度指標
4/88:30日本毎月勤労統計 – 現金給与総額
8:50●●日本国際収支 – 経常収支
8:50日本国際収支 – 経常収支(季調済)
8:50●●日本国際収支 – 貿易収支
14:00日本景気ウォッチャー調査・現状判断
 4/914:00●●日本消費者態度指数
 4/108:50日本国内企業物価(前年比)
8:50日本国内企業物価(前月比)
20:00米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30●●米国消費者物価指数(CPI)(前年比)
21:30●●米国消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30●●米国消費者物価指数(CPIコア)(食品・エネルギー除く)(前年比)
21:30●●米国消費者物価指数(CPIコア)(食品・エネルギー除く)(前月比)
23:00●●米国卸売在庫(前月比)
23:30●●米国原油在庫(前週比)
23:30●●米国ガソリン在庫(前週比)
23:30●●米国留出油在庫(前週比)
4/118:50日本マネーストックM2(前年比)
8:50日本対内証券投資 – 株式ネット
8:50日本対外証券投資 – 株式ネット
8:50日本対内証券投資 – 中長期ネット
8:50日本対外証券投資 – 中長期ネット
21:30●●米国生産者物価指数(PPIコア)
(食品・エネルギー除く)(前年比)
21:30●●米国生産者物価指数(PPIコア)
(食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30●● 米国 生産者物価指数(PPI)(前年比)
21:30●●米国生産者物価指数(PPI)(前月比)
21:30●●米国新規失業保険申請件数
4/1213:30●●日本設備稼働率(前月比)
13:30日本鉱工業生産(前月比)
13:30●●日本鉱工業生産(前年比)
21:30米国輸入物価指数(前月比)
21:30米国輸入物価指数(前年比)
23:00●●米国ミシガン大学消費者信頼感指数

経済指標用語

経済カレンダーの指標と何故見る必要があるのかの説明を別記事にて書かせていただきました。
よければ活用してください。

まとめ

全体的には相場の警戒感から買い控えがあり売り優勢という展開でした。
一方で鉱業、石油石炭、電気ガス、非鉄金属、など資源関連銘柄が買われていたようです。逆に値下がりとしては不動産、精密機器、小売業、情報・通信、パルプ・紙のセクターが売られていたようです。
本日の米国PPI指数の発表も控えてますのでまだ積極的に買いは入っていないようです。来週4/15(月)は米国の小売売上高の指数が発表されますので引き続き警戒感を持って取引しましょう。

それでは皆さん明日の相場も頑張っていきましょう。

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