本日の市場に参加された方はお疲れ様でした。
昨日はドル円為替が160円超えと円安に大きく傾いたので驚いた方が多かったのではないでしょうか?
現在は為替介入が行われたようで一時的に154円高となりましたが、また157円まで戻ってきてしまいました。為替介入の警戒で160円を頭打ちしてそこからしばらく横ばいすると思います。
利上げしようにも国債が重荷にもなっているし、米国からは為替を操作しないか睨まれているし、あまり頻繁には介入できないので難しい局面ですよね。
さて本日の市況の振り返りをしてみましょう。
本日の市況(15時迄の情報です)
日本の市場状況 | |||
日経225 38,405.66円 +470.90 | 日経225先物 38,470円 +570 | TOPIX 2,743.17円 +56.69 | TOPIX Core30 1,443.89円 +37.77 |
グロース250指数 647.40円 +2.79 | 日経平均VI指数 20.47 -0.35 | USD/JPY 156.831 +0.451 | 日本10年債(年利回り) 0.868% +0.052 |
米国の市場状況 | |||
NYダウ30種 38,386.09 +146.43 | S&P500指数 5,116.17 +16.21 | NASDAQ 15,983.08 +55.18 | Russell 2000 Index 2015.15 +13.15 |
VIX指数 14.67 -0.7 | 225先物CME 38,465 +510 | 米国10年債(年利回り) 4.606% -0.006 |
ヒートマップで見る全体の相場観

楽天証券「MarketSpeed2」ヒートマップより
https://www.rakuten-sec.co.jp/
各国の経済指数カレンダー(一週間分)
発表日 | 時刻 | 重要度 | 国 | 指標 |
---|---|---|---|---|
4/23 | 23:00 | ●● | 米国 | 新築住宅販売件数 |
23:00 | ●● | 米国 | リッチモンド連銀製造業指数 | |
4/24 | 20:00 | ● | 米国 | MBA住宅ローン申請指数(前週比) |
21:30 | ●● | 米国 | 耐久財受注(前月比) | |
21:30 | ●● | 米国 | 耐久財受注(輸送除くコア)(前月比) | |
23:30 | ●● | 米国 | 原油在庫(前週比) | |
23:30 | ●● | 米国 | ガソリン在庫(前週比) | |
23:30 | ●● | 米国 | 留出油在庫(前週比) | |
4/25 | 08:50 | ● | 日本 | 対内証券投資 – 株式ネット |
08:50 | ● | 日本 | 対外証券投資 – 株式ネット | |
08:50 | ● | 日本 | 対内証券投資 – 中長期ネット | |
08:50 | ● | 日本 | 対外証券投資 – 中長期ネット | |
14:00 | ● | 日本 | 景気先行指数(改定) | |
14:00 | ●● | 日本 | 景気一致指数(改定) | |
21:30 | ●● | 米国 | 個人消費(前期比年率) | |
21:30 | ●● | 米国 | 卸売在庫(前月比) | |
21:30 | ●●● | 米国 | 実質GDP(前期比年率) | |
21:30 | ●● | 米国 | GDPデフレータ(前期比年率) | |
21:30 | ●● | 米国 | PCEコアデフレータ(前期比年率) | |
21:30 | ●● | 米国 | 新規失業保険申請件数 | |
23:00 | ●● | 米国 | 中古住宅販売成約指数(前月比) | |
4/26 | – | ●● | 日本 | 日銀政策金利(上限) |
– | ●● | 日本 | 日銀政策金利(下限) | |
08:30 | ● | 日本 | 東京消費者物価指数(生鮮食料品除くコア) | |
21:30 | ●● | 米国 | 個人所得(前月比) | |
21:30 | ●● | 米国 | 個人支出(前月比) | |
21:30 | ●● | 米国 | PCEコアデフレータ(前年比) | |
21:30 | ● | 米国 | PCEコアデフレータ(前月比) | |
21:30 | ●● | 米国 | PCEデフレータ(前年比) | |
23:00 | ●● | 米国 | ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) | |
4/30 | 08:30 | ●● | 日本 | 完全失業率 |
08:30 | ● | 日本 | 有効求人倍率 | |
08:50 | ●● | 日本 | 鉱工業生産(前年比) | |
08:50 | ● | 日本 | 鉱工業生産(前月比) | |
08:50 | ● | 日本 | 百貨店・スーパー販売額(前年比) | |
08:50 | ● | 日本 | 小売業販売額(前年比) | |
14:00 | ● | 日本 | 住宅着工件数 | |
21:30 | ●● | 米国 | 雇用コスト指数(前期比) | |
22:00 | ●● | 米国 | S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比) | |
22:45 | ●● | 米国 | シカゴ購買部協会景気指数(PMI) | |
23:00 | ●● | 米国 | コンファレンスボード消費者信頼感指数 |
経済指標用語
経済カレンダーの指標と何故見る必要があるのかの説明を別記事にて書かせていただきました。
よければ活用してください。
まとめ

それではまとめてみましょう
・4/29に160円の円安にいくも一時154円まで為替介入が入った
・5/2~5/3の間で米国のFOMCがあるのでパウエル議長の発言に注視
私の周りにもいるのですが、円安になっても実感しないという方がいます。しかし周りの物が値上がりしているのは確実です。家のメンテナンスをするための設備の値段も5%~10%上がっている物もあります。
こういった事に影響を受けにくくするには、円だけで資産を持たず株などで別の外貨を手に入れることでリスク分散できます。今は160円の円安で済んでいますが、この先もしかしたら円の価値がどんどん毀損されてくると最終的には預金封鎖や円の切り下げが行われるかもしれません。
これは「新円切替」というもので日本の第二次世界大戦の戦後に実際に起こった話で、戦争をするための兵隊や遺族に給料などの支払いをするため国債をガンガン発行していました。その結果、敗戦国となった日本は多額の借金を抱えてハイパーインフレーションの道へと進んでいった結果、預金封鎖と新円の切替となりました。
今後のシナリオは誰にも読めないですがお金に対する知識は生きていく上で必要だなというのは改めて思いました。
それでは皆さん明日頑張っていきましょう。
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