2024/04/25株式市場の市況と今後の見通し

本日の市場に参加された方はお疲れ様でした。

本日の日経225は昨日の上昇と、うって変わって-831.60と大幅反落、売買代金は2.03兆円となりました。米国の上昇と共に日経平均が釣られて上昇するかと思いきや、それを見越したように売られていきました。日経225のボリンジャーバンドを見ると+σ1で跳ね返されていますし、単純移動平均線だと少し下に下げています。また金曜日はGW前になりますし、機関投資家の利益確定売りがあると思いますので買い控えから明日は売り優勢で始まるかもしれないですね。米国の動向や日銀政策決定会合も目前でイベントが目白押しすぎてまだ一段下落するかもしれないので買いにいけません。(-_-;)

さて本日の市況の振り返りをしてみましょう。

本日の市況(15時迄の情報です)

日本の市場状況   
日経225
37,628.48円 -831.60
日経225先物
37,610円 -830
TOPIX
2,663.53円 -47.2
TOPIX Core30
1,390.55円 -23.3
グロース250指数
640.12円 -15.48
日経平均VI指数
21.46 +1.45
USD/JPY
155.658 +0.73
 日本10年債(年利回り)
0.894% +0.006
    
米国の市場状況   
NYダウ30種
38,460.92 -42.77
S&P500指数
5,071.63 +1.08
NASDAQ
15,712.74 +16.10
Russell 2000 Index
1953.10 +11.25
VIX指数
16.28 +0.30
 225先物CME
37,660.00 -765
 米国10年債(年利回り)
4.652% -0.002
 

ヒートマップで見る全体の相場観

楽天証券「MarketSpeed2」ヒートマップより
https://www.rakuten-sec.co.jp/

各国の経済指数カレンダー(一週間分)

発表日時刻重要度指標
4/2323:00●●米国新築住宅販売件数
23:00●●米国リッチモンド連銀製造業指数
4/2420:00米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30●●米国耐久財受注(前月比)
21:30●●米国耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)
23:30●●米国原油在庫(前週比)
23:30●●米国ガソリン在庫(前週比)
23:30●●米国留出油在庫(前週比)
4/2508:50日本対内証券投資 – 株式ネット
08:50日本対外証券投資 – 株式ネット
08:50日本対内証券投資 – 中長期ネット
08:50日本対外証券投資 – 中長期ネット
14:00日本景気先行指数(改定)
14:00●●日本景気一致指数(改定)
21:30●●米国個人消費(前期比年率)
21:30●●米国卸売在庫(前月比)
21:30●●●米国実質GDP(前期比年率)
21:30●●米国GDPデフレータ(前期比年率)
21:30●●米国PCEコアデフレータ(前期比年率)
21:30●●米国新規失業保険申請件数
23:00●●米国中古住宅販売成約指数(前月比)
4/26●●日本日銀政策金利(上限)
●●日本日銀政策金利(下限)
08:30日本東京消費者物価指数(生鮮食料品除くコア)
21:30●● 米国個人所得(前月比)
21:30●●米国個人支出(前月比)
21:30●●米国PCEコアデフレータ(前年比)
21:30米国PCEコアデフレータ(前月比)
21:30●●米国PCEデフレータ(前年比)
23:00●●米国ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
4/3008:30●●日本完全失業率
08:30日本有効求人倍率
08:50●●日本鉱工業生産(前年比)
08:50日本鉱工業生産(前月比)
08:50日本百貨店・スーパー販売額(前年比)
08:50日本小売業販売額(前年比)
14:00日本住宅着工件数
21:30●●米国雇用コスト指数(前期比)
22:00●●米国S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比)
22:45●●米国シカゴ購買部協会景気指数(PMI)
23:00●●米国コンファレンスボード消費者信頼感指数

経済指標用語

経済カレンダーの指標と何故見る必要があるのかの説明を別記事にて書かせていただきました。
よければ活用してください。

まとめ

あつたろう
あつたろう

それではまとめてみましょう
・為替介入の警戒

・4/25 米国の実質GDP、PCEコアデフレーターの発表

・4/26 日銀金融政策決定会合の植田総裁の発言

ドル円の為替が155円突破したということで、米国株を持っていた方は良かったのかな?と思いますが物価上昇で普段の食材やら家の設備などが高くなってしまうので複雑な感じです。

また米国の重要指標の発表もされましたね。

個人消費(前期比年率) ⇒ 前回:3.3% 予想:2.9% 結果:2.5%
卸売在庫(前月比) ⇒ 前回:0.5% 予想:0.2% 結果:-0.4%
実質GDP(前期比年率) ⇒ 前回:3.4% 予想:2.5% 結果:1.6%
GDPデフレーター(前期比年率) ⇒ 前回:1.6% 予想:3.1% 結果:3.1%
PCEコアデフレーター(前期比年率) ⇒ 前回:2.0% 予想:3.5% 結果:3.7%
新規失業保険件数 ⇒ 前回:212千件 予想:214千件 結果:207千件
中古住宅販売成約指数(前月比) ⇒ 前回:1.6% 予想:-0.4% 結果:3.4%

この中でピックアップするとしたらGDPとPCEかなというところです。

GDPはニュースでも良く聞きますが、1年間を通して何かを生産する際に掛かった費用を売り上げから引いたものが「付加価値」となり、それを合計したものがGDPです。

つまり、この数値を見ると国が成長しているかの判断ができ、政府や国民が今後の経済の展望を考える際のヒントとなります。

もう一つはPCEデフレータですが、これは物価変動を除いた、個人消費支出の物価動向を示す数値でインフレかどうかを測る指標になります。この数値が前回より高ければFRBの利上げ観測が強まるため利下げが遠のいてしまいます。その結果、ドルの強さが保持され更なる円安に向かっていくでしょう、そして金利は据置かれ株価の重しにもなってしまいます。

このことから明日は買い控えのため売りが優勢となるかもしれないのでエントリーする際はまだ慎重にしてくださいね。

それでは皆さん明日の相場も頑張っていきましょう

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