こんにちは、管理人の あつたろう です。
先にお伝えしますが、こんなタイトルですが決してIOWN構想(以下:IOWN)を貶めたいわけではないのでご理解いただけると幸いです。今回は日本電信電話(以下:NTT)のIOWNについて自分なりに考察していきたいと思います。
ニュースでNTTのIOWNの開発に452億円の出資とNTT法の撤廃で政府もやっと自国の経済の活性化のために資金の投入をしたんだなと思っていたのですが、ふとNTTってiモードを世界進出させようとして失敗したんじゃなかったかな？同じ轍を踏むんじゃないかと思いメリットもあればデメリットもあるのでは？と思いまとめてみました。
あとNTT法とIOWNが分からない方へ別ページで解説しています。
NTTの『IOWN』が抱える１０のデメリットとは？
コストが高くなる１０の理由
光学機器の購入費用
光通信システムでは、送受信や中継に使用される光学機器が必要です。これらの機器は高度な技術を用いて製造されているため高価です。特に高速で長距離の通信を行う場合、高性能な光学機器が必要です。これにより、信号の劣化や遅延を最小限に抑えることができます。
セキュリティとプライバシーの懸念
新しい通信技術が導入される際には、セキュリティとプライバシーの懸念があります。IOWNの導入により、新たなセキュリティリスクが生じる可能性があります。
保守作業に伴うコスト
安定的な運用のためには、定期的な保守作業が必要です。これには、光ファイバーの清掃や光学機器の調整などが含まれます。
技術者の人件費
保守作業には専門知識を持つ技術者が必要です。彼らの人件費も光通信システムの維持には不可欠なコストです。
保守用具のコスト
保守作業には専用の保守用具や清掃機器が必要です。これらの購入や更新にもコストがかかります。
計測器の購入費用
光通信システムの試験や保守には、高精度な計測器が必要です。光の伝送速度が高速になるほど、計測器の性能や精度が要求されます。
計測器の精度と価格
計測器の精度はその価格に直結します。高速通信や高密度の光信号に対応するためには、高性能かつ高価な計測器が必要です。
計測器の保守と校正
高精度な計測器は定期的な校正が必要です。これには専門知識と追加のコストが必要です。
計測器の適切な管理
計測器の適切な管理には、保管や運搬に関する設備や手順の整備が必要です。これもコストがかかります。
投資と効率性のバランス
光通信システムの構築や維持には大きな投資が必要ですが、その効率性や信頼性はビジネスや通信インフラの発展に不可欠です。従って、投資と効率性のバランスを考慮することが重要です。
Xでのみんなの評価
皆さんがIOWNについて評価しているのでいくつか見てみましょう。
まとめ
この他にも光半導体同士を繋げる際に接点が少しでもずれると機能しなくなることや、Wi-Fiのような無線接続が主流になりつつある昨今では有線で契約をしたい顧客を獲得しずらいなどの課題が山積みされておりIOWN構想の計画に遅れが生じるかもしれません。
また企業間同士でも足並みが揃っていないというニュースもありましたので各会社が前向きで開発に取り組んでいるというわけでもないようです。
しかし今後膨大な量の情報が必要となるAIが開発されると必然的に光電融合技術による技術革新が必要になると思います。今は一般民衆には成果が見えずらいですし、今後の開発によってはこういった問題も解消されるかもしれません、そして本格的に私たちの周りに普及するのは10、20年と長いスパンで見る必要があるため投資対象としては成長性にヤキモキするかもしれませんが長期目線で見る必要があると思います。
追記：2024/05/09現在なのですが日本電信電話の信用倍率が92.92と膨らんでいます。信用買い残は将来の売り圧力となりますのでエントリーする際は十分注意するようにしてください。
信用買い残売り残についての解説を別ページでしてますので一度目を通した方がいいかもしれません。
▼ファンダメンタル分析のやり方▼
amazonのKindle Unlimitedを使用すれば月額980円なのですが、初回の30日間は無料で本が読み放題なので様々な投資本が読めますので結構便利に活用させてもらってますので良かったら使ってみて下さい。
コメント
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント」画面にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。